まだロックが好き

まだロックが好き

おめおめと生きている日記

私の頭のなかの氷川きよし

 

 やだねったら/やだね/やだねたら/やだね。ってもうずっと。鳴り止まない。氷川きよしは鳴り止まないっ! ビートルズを聴いた。セックスピストルズを聴いた。でも氷川きよしがすべて上書き。ってのは、その歌詞と、おれの心情がぴしゃりと吻合しているからであろう。月曜がもうほんと、やだねったら、やだね。

 

 ただかわいそうなのは月曜日であって、月曜日に罪はない。無辜なる月曜。ただただ日曜の次に配置されたからという理由だけで、世間からこんなにも「こないでほしい」という嫌厭をもたらされる。つれぇよな。まったく。神はどうして月曜をこんなにもかなしいものにしたのだろう。カアイソウな月曜日。もうほんと、やだね。ったらやだね。

 

 土曜。くそったれな物質世界。やだね。つうのも、廃品回収を依頼していた。テレビ台を新調したため、古いテレビ台を廃棄しようとおもったのである。ふとっちょのヤンキーとガリのヤンキーが襲来した。廃棄には日本銀行券で一万円を要する、という。はは、馬鹿な。ボってる。しかし、ゴネルのも気が引ける。というのも、拙宅を知られてしまったからだ。おれが惰弱なわけではない。もしたとい、ここで「おまんら、詐欺やな」ともっとやわらかく申し上げたならば、怨恨をのこしたふとっちょとガリのヤンキーは「もうほんとやだね」つって、劫を経て、ほとぼりがさめたころ、物取り、暴行のあげく、火付け、などの行為に及ぶかもしれぬのである。それはやだねったらやだね。おれは不承不承に一万円の日本銀行券を手渡した。くぅー。でも家族は守った。

 

 三歳児がもんじゃ焼きデビューをした。はふはふ、うまそうに食った。三歳児がもんじゃを食っている傍ら、妻とふたりで上タン塩を誂えてもらい食らった。秘密の味はうまかった。あとお好み焼きね。たくさん食って血糖値が上昇した。すこしふとっちょになった。やだね。

 

 近所の子と息子と遊戯した。って、このまま有体を記載すれば、汝何処へ向かいしや、って日記の方向性に難色を示されるのでは? うーん、それもやだねったらやだね。ってね。日記よ、日記。夕飯は手巻き寿司にした。三歳児はまぐろをたくさん食べた。やわらかいアルペジオのような生ぬるい雨が降り始めた夕景だった。

 

 メンタリストという海外ドラマを観終わったので、さて、なに見るか、という気分が妻とおれのあいだに勃発している。ファーゴと葬儀屋のドラマとシリコンバレーを見始めた。シリコンバレーがおもしろそうだとおもった。

 

 ドキュメンタルのシーズン5は、過去最高傑作では? というのが妻の意見である。ハリウッドザコシショウが存外にも超おもしろかった。ドキュメンタルはやっぱ空気感をたのしむ番組であるとおもう。巨大な彗星が落ちてきたとき、それを単純におどろくだけでなく、それをしれっと「なかったこと」にしようと努めている空気感がおもしろいな、とおもった。

 

 日曜。三歳児とスーパーヒーロータイムを観た。三歳児はあまりルパレンVSパトレンを観ない。その理由はたぶん親が興味ないからだとおもう。ビルドに関しては妻とおれも大分に惑溺している。なので三歳児も観ているのだと察せられた。話しの筋はビルドのほうが難解であるが、一生懸命観ている。じつに可憐である。

 

 また昼餉を外食にしてしまった。ピザ。うまかった。五千円の日本銀行券を消費した。三歳児にシャチのアニアを購入したのだけれど、家に着くまで開封しない、という我慢をさせた。たくさん午睡をして、おなかは満腹だったが、冷やし中華を夕餉にした。冷やし中華はおなかがいっぱいでも食えるのでサンドイッチみたいだな、とおもった。

 

 週末はエルレガーデンとミスターチルドレンとアークティックモンキーズとライクーダーをたくさん聴いた。新譜はアクモンよりライクーダーが最高だった。アクモンも割と好きよ。それでもいまおれの頭のなかでは氷川きよしがうたっている。やだねったら、やだね。陽気に歌うんじゃねぇ。いや、まてよ? 厭なことだからこそ陽気に歌うのか? 厭なことだからこそ笑顔で乗り切るのか? わお。すげぇよ氷川きよし。人生の精髄を極めている。だからおれも陽気にうたうよ。やだねったら、やだね。

 

箱根八里の半次郎

箱根八里の半次郎

  • アーティスト: 氷川きよし,松井由利夫,伊戸のりお
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2004/11/25
  • メディア: CD
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