まだロックが好き

まだロックが好き

おめおめと生きている日記

THE 1975「ネット上の人間関係についての簡単な調査」

「人を好き嫌いで判断するな」とおっしゃるのはずいぶんと独善的な合理性だとおもう。人を好き嫌い以外で判断するほうがむずかしくないっすか? なのではっきり言っちゃうが、おれはヴィジュアル系が嫌いです。そういう言うと、たまにV系の道楽ものたちから…

ハーゲンダッツ株式会社様「リッチミルク」をレギュラー化してください

「おれがダサいんじゃなくて、こんなTシャツを作ったやつがダサい」と、ダサいTシャツを着た人は言うけれども、まったく情けない遁辞であるとおもう。じゃあお前はサーティーワンに言ってバニラを注文するのか? と詰問したくなる。 だってそうじゃないっす…

Cloud Nothings「Last Building Burning」

スティーブ・アルビニというとおれのなかでは「イン・ユーテロ」よりも、モグワイの「マイファーザー・マイキング」という一曲である。というのもスティーブ・アルビニという人をはじめて意識したのは、二十分という長尺のドラマチックなこの一曲だからであ…

小便チョロ太郎

四歳児に「おふろはいるから、おしっこしといで」と命令している。さらぬだに能動性をもって小便に行かぬ四歳児である。かくせざれば、浴室にて小便を放つ、といういみじき禍事になりかねぬのである。 するとどうだろう。四歳児は「パパもいっしょにきてくれ…

ととかととかか

お侍様が旅籠かなんかにご入店するさい、「許せよ」と一言言放つ。超かっこいい。「失礼する」でも「御免」でもない、「許せよ」。これが好い。「許す」という赦免の気配が濃ゆい言葉を、命令形で言う。「許す」にそんな応用系あるぅ? とびっくりしてしまう…

フルグラ生活

どうもおれは無感性なにんげんであるようだ。おまえの感性もう死んでいる。っていうかしかし、みなが口をそろえて「地獄だ」ということでも耐久できるのは、この無感覚が淵源ではないのかと憶測している。つまり、おれは毎日同じものを食っても平気の平助な…

Anker SoundCore 2 を購入した

よろず事象に於いて「2」というのは具合がいい。ロックバンドのセカンドアルバムには良いものがおおいし、なによりターミネーターは2が最高である。 むろん駄作と呼ばれるものもあるだろう。しかし、なにをもって「2」の名を冠すのか。そこにはバージョン…

「ピザって十回言って」の起源

日常的に、ひとを謀り姦計に陥れようとする行為が横溢している。哀れ人類よ。だから世界に戦争がなくならぬのだ。無辜なる人民を瞞着し、おのれの虚栄心を充たす。その愚昧な行為のひとつに、いわゆる「10回ゲーム」という転合が存在する。 小学校の砌。友…

ギャバ

良い情報を風聞した。ギャバと称されるカカオ食品を経口摂取することにより、精神の底に蟠った恐怖、怨恨、哀愁、疑惑、嫉妬、憤怒、憎悪、呪詛、焦慮、後悔、卑屈など、いわゆるパンドラの箱からとびだしてきた幾多のストレスを緩和することができる、とい…

マムフォード&サンズってもうブルーグラスやんないの?

新しいアルバム聴いた? 「デルタ」ばかいいね!! はっきり言って前作の「ワイルダーマインド」はおれのなかで無かった。あぁこれは無かったことにしようと脳が判断した。だから記憶にない。 でも「ワイルダーマインド」があってよかった。この「デルタ」と…

驕るな危険

「驕る平家は久しからず」なんていうけど、蓋しその通りである。驕慢というのは人間の業のなかで、もっとも罪深きもののひとつではないだろうか、などと私なんかは愚考するのである。 世界には「うさぎとかめ」という古典文学があるが、これもそう。韋駄天の…

スマパンの「Shiny and Oh So Bright, Vol.1/LP:No Past. No Future. No Sun.」ってタイトルくそ長い

「好きなパンなに?」という問いに「スマパンかな」という、ちょっと寒いアンサーをしたくなるほどにスマパンが好き。その追撃の問いに「スマパンのなにが好きなの?」とくれば「マヨネーズかな」なんて答えたくなりますね。あれめっちゃいい曲だろ。 そんな…

夏目漱石「坊っちゃん」読書感想文

機動戦士ガンダムで、シャアがガルマの死にたいし「坊やだからさ」と言うシーンがある。おそらく誰もがテレビの前で「おまえのせいだろうが!」とおもったにちがいない。 シャアの言う「坊や」には痛罵のふうがある。むろんそこにはザビ家への怨嗟も加わって…

漢字の書き順

妻に「おまえ漢字の筆順めちゃくちゃだな」と言われる。 そのたびにちゃぶ台をひっくり返し、「ばかやろう! 書ければいいんだよ!」などと大声でわめき散らし、挙句の果てに妻の頬をしたたかに打擲する。歔欷する妻を背中にして「文句があるならこっから出…

ビートルズ「ホワイト・アルバム」の好きなところ

ビートルズの「ザ・ビートルズ」、通称ホワイトアルバムというアルバムが、発売から半世紀という億劫を経たらしく、あたらしいミックスによって現代に蘇るらしい。ジョージ・マーティンの息子、ジャイルズ・マーティンの手によって。蓋し因果*1である。 おれ…

Kindle端末を買ってしまったのだけどクソいい

たぶんグーテンベルクがびっくりしているのだろうけれど、本を紙で読むことがすくなくなった。それはつまるところ、電子書籍が人民に膾炙してきたゆえんであろう。 その電子書籍について、おれはアマゾンを主たる購買所としているのだが、そうなるとキンドル…

ゆげ塾著「構造がわかる世界史」おもしろいよ。

興味好奇心というのは学問への最大のトリガーとなるなぁ。これをうまく利用すれば息子を博学で教養のある、世界をおもしろく捉えることが可能なじんぶつに出来るのでは!? とおもったけれど、なかなかどうして「勉強」と称されるものに対しては、強制的な圧…

フォカッチャをいつ食うのかという問題

マタイ伝かなんかに「人の生くるはパンのみにあらず」とか書かれていて、そうだねそれが人を人たらしめているのだね煩悩だね、なんて感じることもあるのだが、そんな折に、「パンのみです」と威風堂々たる登場をするものがある。それがなにをかくそうフォカ…

久しぶりにスラムドッグミリオネアを観たらやっぱおもしろかった

おれたち人間のからだは六十兆個の細胞からできている。「兆」ってwww そんなかんじしないよね。そいで、その細胞にはデオキシリボ核酸という糸のようなものがある。いわゆるDNAというやつである。 その人間のDNAをすべて直列させてみると、なんと…

町田康「宿屋めぐり」を読んだ感想

ミスターチルドレンの歌に「高ければ高い壁のほうがのぼったとき気持ちいいもんな」って歌詞があるけれども、なんて驕慢に満ちたリリックなのか! とすこし業腹である。 だってさ、それって桜井級に成功したにんげんだからこそ言えるというか、それは高い壁…

あなたが望むなら俺はいつでも大見得切ってかっこよくいたいと思っているよ

ドラクエⅤで、主人公の最終的な称号が「ゆうしゃのちちおや」というところに、おれはなんだかグッとくる。 きっと「グランバニアの王」よりも、「勇者の父親」であることのほうが世界的には安全性がたかく、どうじに重要な事柄だからそういう称号でおちつく…

運動会における人生の狂い

※息子の自撮り 天候ほど人生を狂わせるものはないにちがいない。というのも、頃日。拙息のかようこども園にて運動会が開催された。だが天気図を読み解くと、どうやら台風が接近している。人生に狂いが生じる。 すなわち、予定表には雨天順延とかかれている。…

ウディ・ガスリーのマーメイド・アベニュー

中山康樹が、ロックン・ロールが「ロック」と呼ばれるようになったのには「フォーク・ロック」というジャンル名が使われはじめたことに拠る、と書いていた。マジかー。 フォーク・ロックといえばノーベル賞をとったボブ・ディランを思い浮かべるひとがおおい…

自信と貧乏とラプトール

蛇は寸にして人を呑む、なんて昔のひとは云ったが、蓋しそのとおりだなぁとおもう。なぜならば、息子の裂帛の気合に鼻白み、新作ヴェロキラプトル型ゾイド、ラプトールを購入してしまったからである。 そもそもトイザラスに行ったのが人生のおおいなる過失で…

「心臓を貫かれて」を読んでおこがましいけれど片親家庭の悲劇をおもった

エミール・シオランという毛唐が「生誕の災厄」という本を出版したのがいつかは知らないけれども、その内容はとんでもない中二病感に満ち満ちており、あぁこれを多感な青春時代に読んでいたら、まともな人生を送っていなかっただろうな、とおもったことがあ…

SWISS MISSはココア革命

アントニオ猪木というひとが「元気があればなんでもできる」とそう云って憚らない。まったくめいわくなことだとおもう。さらに「馬鹿になれ」とか云いだしはじめ、もう手が付けられない。ほんとやめてほしい。 しかしアントニオの云うことも一理ある。そうお…

くるりの「ソングライン」を聴きました。おれの好きなくるりでした。

くるりのアルバムにはそれぞれに「風」のようなものが吹いている。そんな気がする。これは作風うんぬんかんぬんに関係あるのかもしれない。 たとえば、おれの好きな「さよならストレンジャー」には春に吹くまだすこし冷たい朝や夕刻の風。「図鑑」には物憂げ…

「Egypt Station」から感じたポール・マッカートニー メンタル最強説

ZOZOスーツをいちはやくファッションに取り入れたバディ・ガイというブルースギタリストがいる。いまたぶん82歳くらいなんだけれど、そのひとがこの夏に新しいアルバムを出した。 画像出典元:http://amass.jp/58429/ ストーンズのミックやキース、あ…

「ゾイド」はカツカレーの発想

動物をロボにしたんすよ!? ってゆうか恐竜のタイプもあるんすよ!? さらに言えば昆虫のタイプのあるんすよロボで!! なんというトリック。旋律と旋律がからみあう凄まじいポリフォニー。ってゆうか悪魔の発想。タカラトミーは何人分の社員の魂を悪魔に売…

Netflix映画「軽い男じゃないのよ」を観た。女性差別とトランスジェンダーの気持ち。

うふふ。おねえ言葉でいくわよ。なんつって、文章や言葉には、なにげなく性別が溢れているわけであるが、そういやフランス語学には名詞に男女があったりで、おぼえるのに艱難辛苦だろうなぁ、なんておもったのは、ネットフリックスの限定配信映画「軽い男じ…