まだロックが好き

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おめおめと生きている日記

おれの部屋

 

 昔、「我が城です」なんてテレビコマーシャルがあったが、はて? いったいなんの広告だったのか、なんの購買意欲をかきたてようとしたものなのか? と忘却している時点で、その広告は失策であったのではないか? とおもうのである。

 

 でも仕方ないっちゃ仕方ない、ともおもうのは、やっぱ窪塚洋介の飄逸味というのが、かっこよすぎるからだとおもう。おれに衆道の気はないが、鶏姦されてもあきらめがつく。

 

 気だるくも自信に満ちた、その悠然としたふるまいから放つ「我が城です」というフレーズを、「あー、これ言いたいやつだわ」とおもい、幾星霜が経っただろうか。きびしい住宅ローンに苦しみ、朝露で唇を湿らせてる毎日であるが、ようやくおれはおれの邸宅を手に入れたのである。

 

 そんな二階立ての家屋には、いちおうというか、暫定的に、おれの部屋というものがある。はてなブログで、今週のお題「お部屋自慢」、というのをやっているので、超初心者のおれが呻吟しながらも作成したデスクと、壁面棚を自慢したいのだが、日曜大工のプロ達から嘲笑をかうかもしれない不安を、拭えないっちゃ拭えない。が、ここは男だ。初心者でも自己満足のゆくものは作成できる、とおれは言いたい。

 

 でかい机がほしかった。シンプルなものでよかった。という慎ましい願いからおれのデスク制作は端を発した。

 

 たしか、

  幅700ミリ

  長さ1800ミリ

  厚み25ミリ 

 でネット発注した。一万ちょっとの日本銀行券と交換した。ちなみに足はイケアという北欧企業の安いやつを使用した。四本で千円くらいだったかしら。忘れたけれど。できあがりは以下である。

 

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 ちなみに色はワトコオイルという巷で評判の高いものをしようした。エボニー。庭で染色したのだが、天板が重く、二階まで運搬するのが艱難であった。おれは写真をとる癖がないのだが、できあがったとき、いままでの苦労が喉のおくまでせり上がるほどの想情になり、あまりに感動して、アイフォンの写真機能を使役し、画像をとった。労働のあとのコーラはうまかった。

 

 おれの部屋にはまだ自作のものがある。棚である。ディアウォールってのを使って棚をつくった。ディアウォールってのは、天井と床でツーバイフォーという堅牢な木材を突っ張って、壁に穴を貫通させずに、壁掛け棚を普請できる未来の道具である。以下がその写真である。

 

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 これもワトコオイルで染色した。水平器とかも購入した。板がそこそこ重いためL字金具では心許無いな、とおもったが、いまはプリンターとか置いているし、なんかとりあえずだいじょうぶそう。

 

 ぜんぶでいくらかかったかなー。板が四枚で一万くらいかな。憶えていない。憶えているのは、しばらくワトコオイルの匂いが部屋に充満していたことだけである。けっこうオイルくさかった。あと電動ドリルをつかったけれど、ふたりで作業しないときつかった。でも、「うわぁ、こんなおれでもできるんだ」、と感情の堰がきれたがため、写真をとった。

 

 なかなかいいぜ、ディアウォール、とおもっているのでキッチンにも今度つけよっかな、なんておもっている。ラブリコという代替案もあるそうだ。DIYもぜんぶネットで諜報し、セミ自己流でおこえるのは、なかなかいい時代ですね。

 

 製作中。なんどもおもったことは、「鋼の錬金術師って、日曜大工とかしなくていいの楽すぎない? ってゆうかふつうの普請って、あれどうしてんの? 建築業とか衰退しているの? 仕事を追われた土木関係のひとびとによる錬金術師狩りとかあるんじゃねぇの? ってことはAIが人間の労働をうばったら、AI狩りとか勃発すんじゃないの? そんで結果、すべての電子機器は破壊され、木の棒と石だけが人間の世界になるんじゃん! やばくね!?」ってことで、人類の行く末を憂悶し、ぜんぜん作業が捗りませんでした。

 

 おれに金がはいるので、ここから買え。